IT広辞苑 ~ ピクセル
ピクセル (pixel) とはコンピュータで画像を扱うときの最小単位で、色情報(色調や階調)を持つ画素のこと。IT広辞苑というと、しばしばピクセルと同一の言葉として使われるドットとは、後者が単なる点情報である点において区別される。pix(pic写真、画像の意の複数形)+element(要素)の造語。なお、特に動画の用語としてはペル(pel)と呼ばれることもある。コンピュータでは連続的な値は扱えないので、画像なども量子化して扱う必要がある。その際、分割して出来たその一点を、日本語、JISでは画素、英語ではピクセルと呼ぶ。例えば、640×480ピクセルと表記されている場合は、その画像が縦640個、横480個のピクセルが並んで表現されている。表示装置(ディスプレイ)などの機器(デバイス)も、一般的なラスタディスプレイでは、ピクセルを単位として画像を表示している。画像を2次元平面として扱う都合上、普通ピクセルは正方形をしている。これは、ピクセルの縦横比が1でない場合、例えば、楕円でなく、円を表示するためには、縦横比を補正するための余分な演算が必要となるからである。カラー画像において、一つのピクセルは、赤、緑、青の三原色の輝度から成り立っている。それらにどれだけの情報量を与えるかによって、IT広辞苑について解説すると、そのピクセルが表現できる色数が決まる。1ピクセルに1ビットの情報しか割り当てなければ、2色しか表現できない。それぞれの原色のチャンネルに各8ビット、計24ビットの情報を割り当てれば、{(28)}316777216色が再現できる。ディスプレイなどのデバイスで、1ピクセルを16ビット(各原色5ビット、余った1ビットは、人間の目が敏感に感知する緑に割り当てられる事が多い)で表現するのはハイカラー(High Color、英語では複数形のHighcolour)、24ビットで表現するのはトゥルーカラー (True Color Truecolour) と呼ばれる。