IT広辞苑 ~ ピックアップ
CDやDVDなどの光学ドライブでデータの記録や再生を行なうためのレーザー光源および受光部。ピックアップ内部のレーザー光源から送出されたレーザー光は、CD/DVDの記録面上でスポットが最小となるよう調整される。記録面上で反射したレーザー光は、ピックアップ内部のフォトディテクタ(photo detector)で集光され、データに変換される。CDでは波長790nmの単一波長のレーザー光を用いていたが、DVDでは波長650nmのレーザー光を用い、Blu-ray DiscやHD DVDなど次世代DVDでは波長405nmのレーザー光を用いる。このため、複数の規格に対応した光学ドライブは、ピックアップを複数搭載したり、複数のレーザー光源を内蔵したピックアップを搭載している。本来、「ピックアップ」は記憶装置全般の記録再生部品のことで、光学ドライブの場合は特に「光ピックアップ」と区別される。しかし、ハードディスクなど磁気記憶装置では記録再生部を「ヘッダ」と呼ぶのが一般的なため、「ピックアップ」と言えば光学ドライブの記録再生部品のこと指すようになっている。