IT広辞苑 ~ HotSpot
Java言語で開発されたアプリケーションソフトを高速に動作させる技術。Java言語で作成されたプログラムは、「バイトコード」と呼ばれるOSやハードウェアに依存しない中間形式に変換され、実行時には「Java仮想マシン」(JVM)と呼ばれるソフトウェアが、そのコンピュータで実行可能な形式(ネイティブコード)に変換しながら実行する。このため、はじめからそのプラットフォームで実行可能なプログラムを生成するC言語など他の言語に比べて、仮想マシンによる変換にかかる手間の分だけ、性能が劣ってしまっていた。HotSpotはJava仮想マシンに内蔵された機構で、バイトコードのうち実行に時間のかかる繰り返し処理などの部分を、実行前にあらかじめネイティブコードに変換しておくことにより、C言語などで開発されたプログラムとほとんど変わらない実行速度を実現する技術である。Javaの生みの親であるSun Microsystems社が1997年にLongView Technologies社を買収して取得した技術で、1999年に実際の製品としてリリースされた。